性病を予防する方法は?性感染症の予防にはコンドームが有効です

2020年03月11日

多くの性病(性感染症)は細菌やウイルスなどの病原体に感染することで発症することが知られていて、病気にならないようにするためには感染を予防する必要があります。性病の病原体が他の人に感染する経路のほとんどは性行為で、性器性交やオーラルセックスなどの際に体液や粘膜を通して感染します。性病の病原体の多くは人体を離れると短時間で活性を失って死んでしまうので、性行為以外の日常生活で伝染するケースは非常にまれです。性交渉をすると粘膜や体液・血液が接触するため、病原体が人体を離れることなく相手の体内に侵入することができるので感染してしまいます。

性感染症を予防するために、男性がコンドームを着用することで粘膜や体液・血液との接触を防ぐ方法があります。男性が正しくコンドームを着用することで、クラミジアやエイズを含めて多くの性感染症を予防することができるからです。

コンドームを使用して性感染症を予防する場合は、注意すべき点がいくつかあります。避妊のためにコンドームを使用する人が多いですが、オーラルセックスやアナルセックスでは避妊の必要がありません。避妊をする必要がない場合にコンドームを使用しないと、性感染症にうつされる危険性が高くなってしまいます。性病の病原体は口や肛門を通しても感染するので、性器性交以外であったとしてもコンドームを着用しないと病気を防ぐことができません。男性が性風俗店でコンドームを着用せずにオーラルセックスをすることが原因で、クラミジアや淋菌に感染するケースは少なくありません。

コンドームには使用期限が定められていて、古くなった物を使用するとゴムが劣化して破損する危険性があります。着用時に薄いゴムの表面に傷をつけてしまうと破れてしまう恐れがあるので、丁寧に扱うようにしましょう。2枚以上のコンドームを重ねて使用することは、摩擦でゴムが劣化して破損する恐れがあるので注意が必要です。

性行為の際に男性がコンドームを正しく使用することで、多くの種類の性感染症を予防することができます。ただし性器以外の部分に発症した梅毒や尖圭コンジローマは、コンドームを着用しても感染を予防することができないので注意が必要です。性病を予防するためにはコンドームを使用することに加えて、病気に感染している恐れのある人との性交渉を避けること(セーフセックス)も大切です。

性風俗店を利用したり複数のパートナーと性交渉をする人は、コンドームを使用することに加えて定期的に検査を受けるようにしましょう。