性病の治療のためには病院の何科にかかるのが正しい?

2020年05月28日

もしも性病に感染したり発病した場合は、早めに治療を開始する必要があります。一般的に病院やクリニックで受診して治療をする場合は、病気の種類ごとに専門の知識を持つ医師が診察をします。非常に多くの種類の病気が存在しているので、各分野ごとに専門医がいるからです。

総合病院に行って受付で症状を伝えれば、その病気を専門とする診療科目に振り分けてもらえます。性病になった場合、都市部であれば性病クリニックや感染症内科の診療所に行く方法もあります。総合病院や性病・感染症内科クリニックが自宅や職場の近くになければ、病気の種類に合った診療科目の診療所やクリニックに行かなければなりません。

泌尿器や男性器に症状が出ている場合は、泌尿器内科で受診することができます。女性であれば、婦人科や産婦人科でも診察を受けることができるでしょう。産婦人科では妊婦に対して性感染症の検査が実施されるので、女性であれば性感染症の検査ができるからです。

ヘルペス・尖圭コンジローマ・梅毒などの感染症は、発症すると皮膚の表面に病変が発生します。このように皮膚に症状が出るような病気であれば、皮膚科を利用することができます。

クラミジア菌や淋菌は喉(のど)の粘膜に感染することがあり、扁桃炎を繰り返す場合があります。咽頭クラミジアや咽頭淋菌であれば、耳鼻咽喉科や泌尿器科で診察を受けることができます。クラミジアや淋菌は性器と喉(のど)の両方の粘膜に感染している恐れがありますが、泌尿器科であれば両方の検査と治療が可能です。

検査キットでHIV陽性の結果が出た場合は、エイズ治療拠点病院で治療を受ける必要があります。日本全国に約380の医療機関がエイズ治療拠点病院に指定されていて、専門的な知識を持つ医師により診断や治療がおこなわれています。ちなみに保健所で検査を受けてHIVや梅毒に感染していることが判明した場合は、治療が受けられる医療機関を紹介してもらうことができます。

性病は症状ごとに検査などができる診療科に別れていますが、ほとんどの病気は自宅や職場の近くにある内科・皮膚科・婦人科病院やクリニックなどで診てもらえます。ただしHIVだけはエイズ治療拠点病院に指定されている医療機関で診察を受ける必要があるので、注意が必要です。

性感染症になってどの病院・クリニックに行けばよいのか分からない場合は、無料の電話相談窓口を利用する方法があります。症状や感染が疑われる性行為の状況・時期などを伝えると、専門的な知識を持つ相談員がどの病院に行けばよいか教えてくれます。