クラミジアの治療方法|体の違和感を感じたら感染を広げる前に病院へ

2019年11月24日
危険なウィルス

クラミジアは細菌に感染して起こる病気なので、完治させるためには体内の病原体を死滅させる必要があります。細菌やウイルスの種類によっては体の免疫細胞が攻撃して死滅させることができるので、風邪やインフルエンザのように治療をしなくても自然治癒する病気も少なくありません。しかしクラミジアの病原菌については体の免疫細胞だけでは死滅させることができないので、放置し続けても自然治癒をすることがありません。クラミジアに感染したり発症した場合は重症化する危険性があるので、治療を受ける必要があります。

性器または咽頭クラミジアを放置すると、性交渉などを通して他の人に病気をうつしてしまう危険性があります。無症状の潜伏期間や初期症状の段階でもパートナーにうつしてしまう恐れがあるので、病気を放置し続けることは厳禁です。すみやかに適切な治療を受けて、病気を完治させなければなりません。

クラミジアは他の人だけでなく、自分の体で他の部分に病原体が感染してしまう恐れがあります。性器以外にも、喉(のど)・眼球・直腸の粘膜にも病原菌が感染する場合が少なくありません。もしも病原菌が喉の粘膜に感染してしまうと、長期間にわたり治療を受けなければなりません。眼球の粘膜に感染すると結膜炎を発症し、失明の恐れがあります。病気に気づいたら、感染部位が拡大する前にすぐに病院に行って治療を開始するようにしましょう。

治療方法については、抗菌薬(抗生物質)を投与して病原菌の増殖を邪魔することで体内の病原体を死滅させる必要があります。無症状の潜伏期間や初期症状の段階であれば、錠剤タイプの抗菌薬を飲むだけで高い確率で完治させることができます。早期に有効な治療薬を飲めば、重い合併症を発症したり不妊症になる恐れはありません。

内服薬でクラミジアの治療をする場合は、決められた時間に薬を飲むだけで簡単に治すことができます。潜伏期間または初期症状の段階で治療をすれば、普段の生活を続けながら治療を続けることが可能です。もしも病気を放置して重症化させてしまった場合は、入院して点滴で抗菌薬の投与を受ける必要があります。症状が重いと数週間も入院して治療を受けることになり、長期間にわたり学校や仕事を休まなければならなくなってしまいます。

クラミジアの基本的な治療方法は抗生物質が配合された抗菌薬を服用することですが、日本国内では有効な治療薬は一般向けに市販されていません。病院やクリニックで医師の診察を受けてから、治療薬を処方してもらう必要があります。このため、ドラッグストアで市販薬を購入して自分でクラミジアを完治させることはできません。何らかの体の違和感を感じてクラミジア感染症が疑われる場合は、すぐに病院に行って適切な治療を受けるようにしましょう。